不動産売却では手続きの中で「査定」が行われます。
この記事では手続きの中で査定が行われるタイミングや、査定の主な方法について解説します。

不動産売却は主に次のような流れで手続きを進めます。

【仲介による不動産売却の流れ】
1.まずは専門業者に不動産売却の相談をする
2.仲介による不動産売却査定を行う
3.専門業者と仲介（媒介）契約を結ぶ
4.仲介による不動産売却（買主探しや買主の内覧、売買契約など）
5.決済と引き渡し

【買取による不動産売却の流れ】
1.まずは専門業者に不動産売却の相談をする
2.買取による不動産売却査定を行う
3.専門業者と買取による不動産売却契約を結ぶ
4.決済と引き渡し

不動産売却の手続きの中で、査定は基本的に最初の方で行われます。
まずは相談も含めて査定を行い、依頼する専門業者や売却方法を決めるという流れです。

不動産売却の査定には3つの方法があります。
査定方法によって精度やどのくらい時間がかかるかが変わってきます。

1．AI査定

AI査定とはAIを使った査定方法です。
AI査定の良いところは、すぐに結果がでるところです。
ネットなどで不動産売却の査定を行う際、このAIを活用した査定方法が使われていることも多いです。

ただ、AI査定は短時間で結果が出るものの、精度はあまり高くありません。
AI査定などを行った後に訪問査定など、もっと精度の高い査定を行うのが基本です。

2．机上査定

机上査定とは不動産の情報から机上だけで（不動産の専門業者内で）行う査定方法です。

机上査定はAI査定と似ていますが、AI査定はAIを活用することに対し、机上査定はAIを使いません。
机上査定は情報から素早く不動産査定結果を出すことから、別名「簡易査定」とも呼ばれます。

机上査定もあくまで簡易的な査定方法なので、精度はさほど高くありません。
ただ、訪問査定と比較すると短時間で結果を出せるというメリットがあります。

3．訪問査定

訪問査定は不動産のある現地に直接足を運び、情報だけでなく不動産もチェックして査定結果を出す方法です。

訪問査定は不動産のある現地に足を運ぶ関係上、査定結果を出すまでにどうしても時間がかかってしまいます。
ただ、AI査定や机上査定よりも精度の高い査定方法になっています。

不動産売却の査定は売却手続きの最初の方に行われ、専門業者を決める際の参考になる他、売却方法を決める方法の参考にもなります。

また、不動産売却の査定には机上査定や訪問査定などの3つの方法があります。
不動産売却の流れや査定方法を知ることで、よりスムーズに不動産を売却できるはずです。

当社は苫小牧の地域密着型の専門業者です。
スムーズに不動産売却できるよう分かりやすく査定や売却方法、流れなどを説明しますので、土地や物件の売却のことなら不動産のスマイルにご相談ください。